“デザイン”で『できる7つのこと』

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“デザイン”で『できる7つのこと』

“デザイン/DESIGN”、この言葉自体に辞書的な意味を正確に知らなくても、なんとなくボヤッとした感じでも意味はわかると思います。
この“デザイン”は本来の意味としては「設計」ですが、今は幅広い意味合いを持ち、様々な分野、タイミングで使われており、“デザインする”は万人に受け入れやすい言葉となっています。

但し、“デザイン”は万能ではありません。
「なんのためのデザイン」、「なんのためにデザインする」のか、まずは目的を明確にしてから“デザイン”に取り組むことがスタートだと思います。

そんな“デザイン”が主にできることを改めてまとめ直してみます。

『できる7つのこと』とは?

1.問題解決すること
2.設計すること
3.伝えやすくすること
4.整理すること
5.読みやすくすること
6.記憶に残りやすくすること
7.美しくすること
『問題解決すること』、これは「デザインでできる7つのこと」の総論的なポジションにあると言えるかも知れません。

例えば、ポスター、看板等のビジュアライズ、グラフィックが期待されつつもできていないこと、ちゃんと案内板としての機能を果たしていないとか、広告告知としての機能を果たしていないとか、またはマグカップ1つでも高齢者や幼児には持ちにくくて使いにくい、危ないというような課題も“デザイン”することで解決していきます。

まさに『問題解決』こそが“デザイン”だと言えると思います。

『設計すること』、これは“デザイン”の本来的な意味を表していますが、設計とは建造物はもちろん、何がどう流れていくか、どう流れればスムースか?について、例えば、人の流れ、物流からワークフローまで様々な動線を考えるのも『設計』であり、それが“デザイン”です。

『伝えやすくすること』、伝えるべき内容を精査し、必要に応じて、インフォグラフィックスなど、ひと目でわかるようにビジュアライズすることで、真意をターゲットに刺さるようにすることです。

『整理すること』、これは様々なカテゴリー、コンテンツがゴチャゴチャしているときに、ナンバリングやグルーピングでまとめ直し、また必要なもの、不要なものを分けて取捨選択することによって無駄がなく肉付きが良い状態にすることです。

『読みやすくすること』、これは『伝えること』、『整理すること』でビジュアライズやナンバリング、グルーピング、そして取捨選択された内容を目線、動線にストレスが生じることがないようにレイアウトしていくことです。

『記憶に残りやすくすること』、つまり、印象深い状態にすることですが、それは視覚から聴覚、触覚、嗅覚などへの刺激も含めて、多種多彩な方法でターゲットの頭の中や心に長く留まらせる、“刺さる状態”にすることです。

『美しくすること』、これは“デザイン”について多くの人が期待する役割ではないかと思いますが、ただただ、見た目だけが美しいというだけで終わるのではなく、ブランディング、コンセプト、世界観が伝わるように仕上げることが何よりも重要です。

“デザイン”の機能を再確認した上で、目的を明確にして、“デザイン”に取り組んでみましょう!
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